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【PCB】みなさんがいつも使われているPCB製造メーカーってどこ?SNSでアンケートしてみました!

電子工作で自作基板(PCB)を製作するようになり1年ほどが経ちました!
ゼロからのスタートだったので電子回路の設計やCADソフト(KiCad)の扱いなど覚えることが山程あり大変でしたが非常に楽しい1年でした。

自作基板関連の記事一覧

学生時代の感覚では基板製造を国内メーカーに依頼すると非常にお高いコストがかかるといったイメージを持っていましたが、最近は便利になったようですね!
海外メーカー、主に中国の基板製造メーカーに基板製作を依頼すると数百円程度で製作することが出来ます。(サイズや加工方法等にもよりますが)
ほんと便利な時代になったものです!

国内で利用されることが多い中国の基板製造メーカーと言えば、JLCPCBPCBWayElecrowPCBGOGOFusionPCBなどはよく耳にするかと思います。

私の場合、自作基板の製作を始めたこの1年はJLCPCBのみを利用してきました。
これはJLCPCBさんにご支援を頂いているという関係や他の製造メーカーさんとのサービス比較などが出来るスキルをまだ持ち合わせていなかったという理由からです。

そして基板製作の初歩的なことは理解出来てきたので、来年は他のPCB製造メーカーさんのサービスも利用してみて比較なども出来れば面白そうだなと・・・。

そこで、『PCBを作る時、みなさんはいつもどこを利用されていますか?』というアンケートをSNSに投げかけてみました。

まずこちらはTwitter(X)で回答頂いた結果です。
Twitterでは誰が回答してくれたかまでは分からないようですが、おそらく日本人の方の回答になるかと思います。
日本国内では圧倒的にJLCPCBを利用されている方が多いようですね!

そしてこちらはInstagramで同アンケートに回答して頂いた結果です。
私のInstagramアカウントでは9割以上が海外の方の回答になっていました。
海外ではPCBWayを利用されている方も多いようです!

回答枠が4つしか作れない関係で、こちらも大手となるFusionPCBを入れることが出来ませんでした。
入っていれば結果も少し変わっていたかもしれませんが、JLCPCBは国内・海外問わず人気のようですね!

電子工作という趣味レベルでの利用では送料を含めたトータルコストが他社と比べて圧倒的にお安く製作出来るため、国内でのJLCPCBの人気の要因の一つにおそらくなっているのだと思います。

また標準サイズとなる100mm×100mmを超えるPCBの製造では各社一気に基板製作料金がアップしてしまいますが、これも他社を圧倒する安さで製作出来るのもJLCPCBの魅力だと思います。(製品品質も全く問題ないです!)

PCB発注の際の加工オプション項目やアクリルパネルと同時製作、PCBAの利用など用途によってもどの製造メーカーに依頼するかは変わってくるかと思いますが、電子工作で基板製作をこれから始めてみたいとお考えの方はまずJLCPCBから始めてみるというのがいいのかなと思います。

ちょうど1年ほど前に基板製作を始め、初めて作った基板をどの製造メーカーに発注するかというのは非常に迷ったポイントの一つだったので簡単にまとめてみました!

またJLCPCBでの基板発注方法などはこちらの記事にまとめているので興味ある方は合わせて見て頂ければと思います。

【電子工作】はじめての基板製作!JLCPCBさんに基板を発注してみました。ユーザー登録・データ納品・基板到着までの一連の流れをご紹介!

来年は他の製造メーカーさんも利用してみて、サービス比較なども出来ればなとも考えています。
何かの参考になればと思います。

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