3Dプリンタのモデルデータ(STLデータ)を公開し、ユーザーがダウンロードして使えるサイトはいろいろとあります。
その中でもThingiverseは3Dプリンタをやられている方ならもうみなさんご存知のサイトだと思います。
私も3Dプリンタを使うようになりモデリングなどの勉強もやっていますが、自分で製作し使ってみて良かったものはいろいろとご意見等頂き今後の製作物に生かせるようにThingiverseの方にアップし無料で使って頂けるようにしています。
ちなみにこちらが私のThingiverseページとなります。
お暇があれば立ち寄って頂ければと思います。
そしてThingiverseには面白いものが多数アップされています。
私のように3Dプリンタやモデリングに関して初心者の方が作られたものや、デザイナーや設計者などプロの方が作られたものまで様々なモデルデータが無料で公開されています。
そんな事から、Thingiverseにあるモデルデータをお借りして作ってみて良かったものなども当ブログでご紹介するようになりました。
という事で今回は、スーパーマリオに登場する1UPキノココースターをご紹介したいと思います。
非常に可愛い形状のコースターとなりますが、SNSで投稿したところ多くのコメントを頂きました。
実はこれ、造形途中にフィラメントをチェンジして2色で出力させています。
グリーンフィラメントとホワイトフィラメントの2色を使えば1UPキノココースター、そしてレッドフィラメントを使えばスーパーキノココースターを作ることが出来ます。
スーパーマリオ好きの方ならきっと心揺さぶられるはず・・・!
InstagramのDMで「どのように2色で出力させているのですか?」といったコメントを頂いたので、先日ブログ記事としてまとめたものをアップしました。
スライサーソフト(Curaを使っています)のスクリプト機能を使いフィラメントをチェンジするタイミングやフィラメント交換の際にノズル内に残っているフィラメントの排出(色が混ざったフィラメントが排出されないように)などを設定して綺麗に出力させています。
具体的な方法は以下記事を参考にして下さい!
1UPキノココースターはこちらのデータを使わせて頂きました。
参考 1-UP Mushroom CoasterThingiverse単色での出力では全く可愛くないのでフィラメントの色を変え多色出力させてみます。
フィラメントを切り替えるタイミングはスライスして確認しますが、このモデルの場合13レイヤー目を造形後14レイヤー目から色を切り替えるとうまくいきます。
フィラメントを切り替えるタイミングさえ確認できれば、あとはCuraのスクリプトを設定すれば綺麗にフィラメントの切り替えが出来ます。
フィラメントをチェンジする方法いついては上記記事で詳しく解説しているので参考にしてみて下さい!
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2色のフィラメントを使って造形すればこのように可愛い1UPキノコやスーパーキノココースターが出来上がります。
単色での造形よりも一気にリアルな造形物となりますね!
フィラメントはPolyTerra PLAとRepRapper PLAフィラメントを使いました。
共に綺麗な造形ができるので、おすすめのフィラメントです。
このように多色出力が出来れば造形物の幅が広がります。
こちらもThingiverseにあったデータをお借りして製作したスターウォーズに登場する『タイ・ファイター』フィギュアとなりますが、フィラメントをチェンジし多色出力が出来れば一気にリアリティーが増しますね!
そんな事でThingiverseに公開されている1UPキノココースターを作ってみました。
非常に可愛いコースターなのでぜひ作ってみて下さい!
そしてフィラメントを切り替えて多色造形をするテストモデルとして使ってみてもいいかと思います。
Thingiverseには非常に多くのモデルデータがアップされていますが、フィラメントをチェンジして多色出力してみると・・・なんていう目線で探してみると、面白いものに出会えるかもしれませんね!
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