11月25日発売 書籍『Arduinoと3Dプリンタでロボットを作ろう』を出させて頂きました!

【電子工作】安定感抜群!goot(太洋電機産業)さんのはんだこて台ST27を使ってみる!

先日はんだゴテを1台新調したことから、goot(太洋電機産業)さんのはんだこて台 ST27を購入しました。
ズッシリした適度な重量で安定感があり、はんだゴテの受け口の角度調整が出来るなどよく考えられて作られた使いやすいはんだこて台です。

これまで白光のはんだゴテFX-600に同じく白光こて台(633-01)というセットで2台使っていました。
FX-600は簡易温度調整ができコテの加熱スピードも早いことから、電子工作などのホビー用途では人気のある使いやすいはんだゴテになるかと思います。

最近表面実装パーツなどを扱う際にヒートガンも使うようになりました。

【電子工作】初めてのヒートガン(リワークステーション)を買ってみました!1台持っているとはんだ作業で大変重宝します!【RF4 RF-H2】

ヒートガンでブリッジしてしまった箇所やパーツを取り外した際の余分なはんだを除去するなどの用途でヒートガンと併用してはんだゴテを使うため、自動スリープ機能やマイコン搭載によるPID制御で正確な温度設定が出来るタイプのはんだゴテを購入しました。

そしてこのはんだゴテ用にgoot(太洋電機産業)さんのST27というこて台を購入したのですが、非常に使いやすいこて台です!

白光FX-600との組み合わせも非常に良く、はんだこて台としての安定感は白光さんのものより良さそうです。

また金属製のクリーニングワイヤーと水を含ませる耐熱スポンジの両方を使い分け出来るのも便利となります。

goot(太洋電機産業) はんだこて台 ST27

こちらがgoot(太洋電機産業)さんのはんだこて台 ST27です。

白光さんのこて台と比べズッシリとした重量があり、底面に付けられたラバーの効果もあり作業デスクで滑ることなく非常に安定感があるこて台です。

金属製クリーニングワイヤーと水を含ませるスポンジクリーナーの両方を併用して使うことが出来ます。

金属製クリーニングワイヤースポンジクリーナーは各1つ付属しています。
これらは消耗品として単品販売もされており入手もしやすいので製品としては安心して使えます。

水を含ませるスポンジタイプのクリーナーは、こて温度が下がり連続したはんだ作業では面倒となるイメージからこれまであまり使うことがなかったのですが、FX-600では4~5秒程でこて温度は回復するようです。
やはりFX-600って優秀ですね!

ちなみに新しく購入したはんだステーションでは、ほぼリアルタイム(1秒ほど)で設定温度まで回復するのでレスポンスは非常に良さそうです。
これなら金属ワイヤーとスポンジタイプの両方を使い分ける事ができ、作業に支障が出ることもなさそうです。

こて先に付いたはんだカスはスポンジで落とし、酸化膜やフラックスの炭化物などを除去したい時は金属製クリーニングワイヤーを使うといった使い分けができますね。

そして金属製のボディーはかなり重量(約485g)があり、底面に滑り止めラバーも付いているのでデスク等で滑ることもなく安定感は非常に良い感じです。

はんだゴテの受け口は40°~60°まで角度調整が出来るようになっています。
作業スペースの環境により使いやすい角度に調整できるのは、何気に便利な機能です!

またこて台後方部分には、はんだカスが飛散するのを防止するスペースが広く取られています。

白光のこて台との比較ですが、この飛散防止ガードが無いと作業台周辺にはんだカスやフラックスが結構飛び散ってしまうんですよねー!
これは、はんだ作業の際にいつも気になっていた事なのでよく考えられたこて台だと思います。

この飛散防止のためのスペースは結構広く取られています。
余ったスペースに交換用のこて先を収納出来るスタンドを3Dプリンタで製作して収めています。
使われるはんだゴテのこて先のサイズ(長さ)にもよりますが、FX-600でもスペースは結構空いているのでこのようなスタンドを自作すると便利だと思います。

最後に!

適度な重量がありボディーサイズは若干大きくなりますが、非常に安定感のあるはんだこて台だと思います。

ホビー用途でよく使われている白光のはんだゴテFX-600との組み合わせもかなりグッドで使いやすくなると思います!

goot(グット) はんだこて台 ST27 特徴
  • 適度な重量があり安定感があるこて台
  • はんだゴテ受け口の角度調整が出来る
  • 金属製クリーニングワイヤーとスポンジクリーナーの併用が出来る
  • 飛散防止スペースが取られている

はんだ作業の際にあると便利なアイテムはこちらの記事でもまとめているので合わせて読んで頂ければと思います。

【電子工作】はんだ作業にあると便利な必須アイテムたち!

コメントを残す