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【JLCCNC / JLCPCB】JLCCNCの板金加工(シートメタル)でレーザー彫刻を試してみました!

前回、JLCCNCの板金加工サービス(シートメタル)を利用して「シルクスクリーンプリント」オプションを試したこちらの追記記事となります。

【JLCCNC / JLCPCB】JLCCNCの板金加工を利用してPCB用のプレートを製作してみました!

基板(PCB)や3Dプリントパーツの製造で、これまでJLCPCBを数多く利用してきました。

そんな中、昨年後半あたりから関連サービスとなるJLCCNCにて板金加工(シートメタル)を扱った製造サービスが開始されたことをきっかけに、私自身としては全く初めての試みとなる金属製パーツの製造(CNC)にもチャレンジするようになりました。

JLCCNCの板金加工は、他社と比較してもかなり手頃な価格設定となっており、金属製のプレートやケースといったパーツを気軽に製造出来るのが魅力です!

これは私が趣味で行っている電子工作にもそのまま活用することができ、これまでに何度か利用していますが、大いに役立っています!

JLCPCBのCNCサービス、JLCCNCで板金加工(Sheet Metal)を試してみました!

普段趣味で行っている電子工作での自作基板製作では、これまで基板用のケースやプレートといったパーツの製造は、主に3Dプリントパーツ(アクリルパネルなども)を利用する手段しか持ち合わせていませんでした。

しかし安価で金属製パーツを製作出来るようになったことで、設計段階でのイメージや製作方法も少し変わり、工作の幅が一気に広がったと感じています。

JLCCNCの板金加工サービスでは、アルマイト(Anodizing)といった素材表面の仕上げオプションに加え、さらに「シルクスクリーンプリント」や「レーザー彫刻」といった追加オプションも用意されています。

前回は、アルミ素材(Aluminum5052)にアルマイト仕上げを施し、黒色でシルクプリントを入れたPCB用ケースを製作しました。

文字やイラストを入れることで、単なるプレートではなく、端子名などが一目で分かる、実用性の高いプレートに仕上がったと感じています。

【JLCCNC / JLCPCB】JLCCNCの板金加工を利用してPCB用のプレートを製作してみました!

上記プレートの仕上がりに大満足したことから、今回は新たにレーザー彫刻を追加したオプションも試してみました。

発注方法に関しては、前回のシルクプリントを入れる場合と基本的に同じです。(上記記事を参考にして下さい)

表面仕上げオプションとしてレーザー彫刻(Laser marking)を選択し、モデルデータ(STEPファイル)に加えて、レーザー彫刻用(またはシルクプリント用)のDXFファイルを追加で入稿します。

レーザー彫刻自体が初めての試みだったこともあり、JLCCNCの製造でどのような仕上がりになるのか全くイメージ出来なかったため、ちょうど製作を予定していた基板があったことから、レーザー彫刻入のアルミプレートと組み合わせて完成させようと、基板設計段階でプレート用データも同時に設計していたものとなります。

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果たしてCAD上でイメージしたものが、実物としてどこまでイメージ通りに仕上がってくるのか?
楽しみです!

また、JLCCNCの板金加工で扱われている各種表面仕上げオプションを付けた全サンプルプレートを以前製作していたこともあり、素材ごとの色味や質感を手元で確認しながらCAD設計を進めていけたのは、今回とても役立ちました。

【JLCCNC】板金加工(シートメタル)のアルミ・アルマイト仕上げで扱われている全カラーサンプルプレートを作ってみました!【追記】他の表面仕上げサンプルも製作!

そしてメインとなるPCBのイメージに合わせて、トッププレートとボトムプレートをアルミアルマイト仕上げで、カラーは光沢シャンパンゴールドを選択しました。

また、トッププレート側にはレーザー彫刻オプションを追加し、文字やイラストを入れて仕上げることにしました。

素材料金とアルマイト仕上げを選択した表面処理オプションを合わせたベース料金は僅か5.5ドルほどです。(ボトムプレート)

そしてレーザー彫刻オプションも追加すると、トータルでも11ドルほどで製造してもらうことが出来ました。(トッププレート)

JLCPCBのような海外の製造会社でCNCや板金加工サービスを扱っているところはいくつかありますが、他社で見積もってみると素材料金だけでこの数倍の製造料金になることも多く、そこからレーザー彫刻といったオプションをさらに追加すると、かなりの金額になってしまいます。

JLCPCBでは、基板や3Dプリントパーツの製造もそうなのですが、板金加工においても非常に良心的な価格設定になっているのが大きな魅力です!

個人の趣味用途でも手軽に試せる価格帯なので、他の加工方法やオプションなどにも気軽にチャレンジ出来るのは本当に助かっています!

配送方法にOCS Expressを選択し、約2週間ほどで製造されたアルミプレートが手元に届きました。

JLCCNCの板金加工は、サービスが開始されたばかりということもあり、また非常に人気も高いようで、加工形状やオプション項目の組み合わせなどによっては製造にそれなりの日数を要する場合があります。

今回は曲げ加工などの無い単なるプレートとしての発注だったため、これまで利用したケースと比べると比較的早く届いた印象です!

今回、レーザー彫刻を初めて試してみましたが、とても綺麗に仕上がっていました!

自宅に高価な機材などが無くても、わずか数ドル程度で金属加工品(板金)の製造に加え、レーザー彫刻やシルクスクリーンプリントといったオプションも安価で提供されているのは、個人製作において非常にありがたいですね。

工作用途でこういったパネルやプレートの製作、また文字やロゴなどを入れたいと思う場面はこれまで何度かありましたが、個人の趣味用途でもそれが実現出来てしまうのは少し感動ものです。

操作パネルを見やすくするために文字を入れたり、ケースやプレートにロゴやイラストを入れたりと、使い道はいろいろと考えられます。
このような金属加工品の製造が安価に出来ることで、工作の幅が一気に広がりそうですね!

また、今回のプロジェクトのメインとなる基板の方は、ファームウェアの作成が完了しておらず最終的な完成にはまだ至っていませんが・・・

仮組みをした段階で、イメージしていた以上の仕上がりでかなりテンションは上がっております!

これまでJLCCNCの板金加工サービスを何度か利用してみて、シートメタル設計の考え方や、シルクプリント・レーザー彫刻用データの作成方法なども一通り分かってきました。

そのおかげで、設計段階から「金属で作ること」を前提に考えるようにもなり、これまでとはまた違った設計アプローチを取り入れ、製作段階でのイメージ作りの幅も少し広がり楽しくもなってきました。

金属加工品ならではの質感や剛性などは、3Dプリントパーツとはまた違った魅力があり、実際に手に取ってみて改めてその良さを実感しています。

この金属独特の存在感がとても気に入ったので、板金加工だけでなく、アルミ削り出しなどのCNC加工にも今年はチャレンジしてみようかと考えています。

電子工作用途でも活用できる、金属加工品にすっかりとハマっています・・・

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