月刊I/O 2022年5月号『Raspberry Piで作る電子工作』に記事を掲載して頂きました!

計測機器に接続するデュポンコネクタの脱落を防止するアダプターを作ってみました!【STLデータ公開】

電子工作でテスト回路を組む時にデュポンコネクタ(QIコネクタ)を使うことはよくあります。
計測機器に付けられたピンヘッダーへの接続などがそうですよね。

デュポンコネクタって連結して使う場合はお互いが干渉し合っていいのですが、単ピンで使う場合は抜けやすくなります。
普段よく使う計測機器にUSB接続の小型ロジックアナライザ(8CH 24MHz)がありますが、必要な端子だけの接続ではデュポンコネクタが外れやすく面倒となる場面が結構出てきます。

電子工作用途でこの格安中華?ロジアナを使われている方多いと思いますが、ちょっと便利なデュポンコネクタアダプターを作ってみました。

2×5サイズのデュポンコネクタ用アダプターとなりますが、ST-LINK V2などでも使えます。

またピン数は異なりますが、モジュールやセンサーなどを取り付けてテスト環境で使う場合にも対応でき便利に使えるかと思います。

デュポンコネクタ用アダプター(2×5)の製作

電子工作用途でテスト回路を組む場合のワイヤー接続にデュポンコネクタを使うよとはよくありますが、接続方法によっては外れやすく面倒となる場面はよく出てきます。

Thingiverseにはデュポンコネクタを固定するための治具は多数公開されています。
そして最近、2×5サイズ用のデュポンコネクタアダプタが公開されていました。
使ってみて便利だったので、私の環境で更に使いやすくなるようにリミックスとして作り変えたものを公開しました。

普段使っていてあると便利だろうなと思うものはいろいろとありますが・・・実際にそのなんとなくのイメージを具現化し形にするのってなかなか難しいですよね。
製作者の方に感謝です!

こちらが今回製作した、2×5サイズのデュポンコネクタ用のアダプタとなります。
突起の有無で2パターン、デュポンコネクタのサイズ(長さ)の違いで2タイプの計4パターン公開しています。

参考 DuPont Wires Adapter(2×5)Thingiverse

突起のあるタイプでは、小型ロジックアナライザやST-LINK V2など10ピンボックスタイプのものを接続するのに最適です。

これまで2×5サイズのコネクタを使っていましたが、さらにこのアダプタを取り付ければ完全にフィットし計測時に抜け落ちることがなくなるので便利に使えます。

もちろん単ピンタイプのコネクタを組み合わせて収めることも出来ます。

ロジアナではこのようなテストフックを収めておくのもいいかと思います。
IDCケーブルを使ってもいいのですが、手持ちのワイヤーを組み合わせて使えるので便利なアダプターになります。

また同サイズのボックスコネクタとなっているST-LINKなどでも使えます。
ST-LINKでは、電源ライン用の端子(5V/3.3V/GND)が複数あり全て接続する必要がないので、必要な箇所のみ好きな色のワイヤーを引き、他はダミーコネクタを付けておけば接続しやすく抜けにくくなるので使いやすいかと思います。

デュポンコネクタの大きさ(長さ)に応じ突起の有無、それぞれ2パターンのデータを用意しています。(long or short)

デュポン社製のコネクタがどちらにあたるか詳しいことは分かりませんが、市販されている入手しやすいコネクタで適合するように14mmサイズ(long)と12mmサイズ(short)の2パターンのデータを作っています。

またセンサーやモジュールなどを使ったテスト用にもいいかと思います。
大抵のものは5ピンまでで対応出来るのでいいかと思います。

押し込みに対してコネクタが抜けないような構造にしています。
1列タイプではどうしてもこの形状は作れないため(コネクタを外す必要があり面倒)、今回は2×5サイズのもののみ公開しています。

ロジアナに関してはいつもコネクタが抜けやすく面倒だったため非常に便利に使えるようになりました。

オスタイプのコネクタを取り付けたりと便利に使える場面は多いかと思います。

ピン数の違う他のサイズのものも作っていますが、私の環境ではいろんなサイズのものを使うより2×5のものを使い回す方が便利かな?って事でこのサイズのもののみを公開しました。

興味ある方は使ってみて下さい!

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