11月25日発売 書籍『Arduinoと3Dプリンタでロボットを作ろう』を出させて頂きました!

以外に簡単!iPhoneのバッテリーを自分で交換!わずか1,800円程度でiPhoneが完全復活!

iphone-battery-exchange-1DSC03350

先日iPhoneの新型iPhone6/iPhone6Plusが発売されましたが、私はまだまだiPhone5を愛用しています。
だってこのサイズが一番使いやすいし、iOS8にアップデートしてもまだサクサク動いてくれています。
だから私はiPhone6は今回見送り、あと1年、愛用のiPhone5君に頑張ってもらうことに。

しかしすでに1年半近く使っているiPhone5、もうバッテリーがかなりヘタっているらしく、1日2~3回は充電しなくてはバッテリーが持ちません。

またバッテリー残量がまだ30%近く残っているのに電源が落ちたりと、かなり不安定な状態が続いていました。

しかし、Apple Storeでのバッテリー交換は、保証対象の不具合の場合は無料で交換してくれますが、私のように使用によるただの劣化の場合、保証対象外でバッテリー交換は有料で8,400円(税別)かかってしまいます。

ここは思い切って自分でiPhoneのバッテリーを交換してみることにしました。
結果から言うと大成功!
バッテリーと専用工具の代金1,800円程度でiPhoneのバッテリーの持ちが買った時のように復活!

iPhoneのバッテリーを自分で交換する方法!

まずiPhoneのバッテリー交換には、iPhoneを分解する必要があります。
そしてiPhoneを分解するにあたり、専用の工具が必要になってきます。

iPhoneを分解した場合、故障・不具合等が起こる可能性があります。
またAppleの保証を受けられなくなる場合があるので自己責任でお願いします。

私が使用したのは以下の工具です。
Amazon等で300円程度で売られています。

MEMO
  • 星形ドライバー :iPhoneの上面(液晶画面)を固定しているネジを外すのに使用。
  • 精密プラスドライバー :内部のネジを外すのに使用。
  • ピンセット :ネジは非常に小さいため、あると便利です。
  • 吸盤 :上面(液晶画面)を持ち上げるのに使用。
  • ヘラ :内部のバッテリーやコネクタを外すのに使用。

iphone-battery-exchange-1DSC03321

 

①iPhoneのディスプレイを持ち上げる!

それではiPhoneのバッテリー交換の手順を説明していきます。
ここではiPhone5の交換手順を説明していきますが、iPhone5Sもほぼ同じ方法で交換できると思います。(ホームボタン側にTouch IDセンサーがあるので注意が必要!)

作業前に、必ずiPhoneのバックアップを取っておいてください。
まずはiPhoneの電源をOFFにします。

iPhoneの下側(Lightning端子側)にある2ヶ所の星形ネジを外します。

iphone-battery-exchange-1DSC03336

ネジは非常に小さいので無くさないように注意してください!
吸盤をホームボタンあたりに付けてディスプレイを持ち上げます。
ディスプレイはしっかりとハマっているので少し力が必要です。

iphone-battery-exchange-1DSC03340

上側にはディスプレイやタッチセンサーの配線が繋がっているので注意しながらディスプレイを持ち上げてください!
ディスプレイに繋がっている配線に注意しながら持ち上げていきます。
90度ぐらいまで持ち上げても問題ありませんが、慎重に!

iphone-battery-exchange-1DSC03350

②iPhoneのディスプレイを外す!

次にディスプレイに繋がっているケーブルを外していきます。
まずはケーブル先にある金属板をプラスドライバーを使って外します。
ネジは3ヶ所あります。

iphone-battery-exchange-1DSC03352

金属板が外れたら、ディスプレイのケーブル先端のコネクターを外します。
コネクターは3ヶ所あり、下図の順番に外していきましょう。
コネクターは、小さなヘラを差し込み持ち上げることで簡単に外せます。

iphone-battery-exchange-1DSC03353

これでiPhoneの上面(ディスプレイ)が外れます。

iphone-battery-exchange-1DSC03357

iphone-battery-exchange-1DSC03359

 

バッテリーの取り外し!

次にメインであるバッテリーの交換です。
iPhone用の交換バッテリーはAmazon等で非常にたくさん販売されています。
しかし、質の悪い互換品や正規品をうたった模造品などがほとんどです。

iPhone交換用バッテリーの危険性について書かれたiPhoneDoctoの記事が非常に参考になったのでまずはご紹介!

参考 iPhone 交換用バッテリーの危険性iPhoneDoctor

私の使用した交換用のバッテリーはこちらです。
新品・未使用でサイクルカウントがゼロでAmazonの評価も良かったのでこちらを選択。
製造は2014年9月製。
新しいですね! 

 

iphone-battery-exchange-1DSC03324

iphone-battery-exchange-1DSC03327

iphone-battery-exchange-1DSC03328

それではバッテリーを交換していきます。
まずはバッテリーの端子を外すために、下図の金属板を外します。
ネジは3ヶ所あります。

iphone-battery-exchange-1DSC03361

金属板が外れたら、ヘラを使いバッテリーの端子を外します。

iphone-battery-exchange-1DSC03364

バッテリー端子が外れたら、バッテリー本体を外します。
バッテリーは裏側に強い両面テープで固定されているため少し注意が必要です!
少し開いた隙間にヘラを入れ、テコの原理で少しずつ慎重に持ち上げていきます。
数回ヘラで持ち上げれば少しずつ外れていきます。

iphone-battery-exchange-1DSC03370

また、バッテリー上部下には配線があるのでヘラを挿入する場所は下図を参考にしてください。

iphone-battery-exchange-1DSC03367

バッテリーが無事に取り外せました。

iphone-battery-exchange-1DSC03372

ここまでに外した部品がこちら。
非常に小さいので失くさないように注意しましょう!

iphone-battery-exchange-1DSC03383

そして、新旧のバッテリーを比較。
左側がiPhoneに入っていたバッテリー、右側が新品の交換バッテリーとなります。
細かい違いはあるもののほぼ同じ感じです。
ちゃんとPSEマークもあります。

iphone-battery-exchange-1DSC03377

iphone-battery-exchange-1DSC03378

ケーブル端子も全く同じ。

iphone-battery-exchange-1DSC03380

逆の手順でiPhoneを戻していけば完成!

バッテリーが交換できたら今までの逆の手順でiPhoneを組み立てていけば完成ですが、ディスプレイをハメるときだけ注意が必要です。
iPhone上部側にツメが3ヶ所あります。
ディスプレイをはめ込む際、このツメを本体にはめてからディスプレイを差し込んでください。

iphone-battery-exchange-1DSC03386

無事組み立てが終わりiPhoneの電源を入れます。
緊張の一瞬!

iphone-battery-exchange-1DSC03388

問題なく電源が入りiPhoneが起動しました。

現在、バッテリー交換後2週間ほど使用していますが、何の問題もなく快適にiPhone5を使っています。
新品のバッテリーってこんなに電池が持つんですね!

まとめ!

発売から約2年が経過しているiPhone5ですが、使用されている方はそろそろバッテリーがヘタってきている時期だと思います。
まだまだ現役でiPhone5を使っている方や次の新型iPhoneまで待ってみたいという方は参考にしてみてください。

あと、故障や不具合等が発生する可能性もあるので、くれぐれも自己責任でお願いしますね!

今回私が使用したもの!

 

1 COMMENT

コメントを残す