Logicool(ロジクール)のゲーミングマウス『G300Sr』を使うようになり2ヶ月ほどが経ちました。
G300Srはロジクールのゲーミングマウスの中では一番安いエントリーモデルのゲーミングマウスとなります。
ロジクールのマウスG300シリーズは調べてみると、G300・G300r・G300S、そして今回ご紹介するG300Srといろいろとあるようですね。
現行モデル(2021年10月現在)のG300SrはG300Sの後継機にあたり、G300・G300r・G300Sは既に販売が終了したモデルとなります。
G300シリーズでは最新モデルとなるG300Srは現在Amazonなどで一番安く購入する事ができます。
G300SやG300r、G300は既にメーカーでは製造されていないため最新モデルとなるG300Srよりも高く販売されているようですが、特にこだわりがなければG300Srを選択するのがいいかと思います。
G300Sの後継機となるG300Srですが、ロゴの違いがあるようですが性能自体は変わっていないようです。
このようにG300シリーズは過去3回モデルチェンジが行われている人気商品となります。
これまでPC用のマウスは長らくロジクール製のものを使ってきました。
現在メインで使っている小型サイズのマウスはM705mなどを使っています。
M705mは無線タイプのマウスとなりますが、私の環境では最近電波状況が悪くなる場合があったことから、トラブル回避のためセカンドマウスとして有線タイプのG300Srを購入したのですが・・・
非常に使い勝手がいいことから最近ではほぼメインマウスとして使っています。
安価なエントリークラスのゲーミングマウスとなりますが、ゲーム用途として使わない私としてはゲーミングマウスを普段使いで使うと非常に使いやすく作業効率も上がります。
これは非常に嬉しい誤算でした。
デュアルディスプレイ環境で普段作業をやっていますが、ディスプレイをまたいでの作業ではDPIを高く設定し、3D CADでのモデリング作業では細かい作業がしやすいように下げたり、またブログ記事作成などではコピーやペースト機能を割り当てたり・・・各設定をマウススイッチに割り当てることにより効率がアップします。
PCの普段使いにゲーミングマウスという組み合わせ、かなりいいかもしれませんね!
それではロジクールG300Srを見ていきましょう。
- 低価格帯のエントリークラス ゲーミングマウス
- 小型多ボタン(計9ボタン)
- 左右対称形状
- 軽量(80g)
- 3つのプロファイルを切り替え作業効率が上がる
- サイドボタンは少し慣れが必要?
目次
Logicool ゲーミングマウス G300Srレビュー
Logicool G300シリーズ
私はロジクールのG300シリーズのマウスは初めて使いましたが、調べてみるとモデルチェンジを何度も繰り返している人気商品となるようですね。
初代のG300が発売されたのが2011年10月。
そこから2013年にG300rにモデルチェンジされ、2015年にG300S、2018年に今回ご紹介するG300Srへとリニューアルされているようです。
10年に渡って販売されているLogicoolの中でも長寿的な人気製品となるようですね!
製品パッケージにはG300Sのものが使われているようです。
底面のシリアルナンバーが記載された部分を見るとG300Srと表記されています。
Amazonレビューを見ると「G300Sが届いた?」と勘違いされる方も多いようですがご心配なく!
デザイン外観
左右対称デザインの光学式ゲーミングマウスとなります。
このG300SrはG300Sの後継機となっていますが、ロゴマークが新しいものに変更された以外マウス自体の仕様の変更はないようです。
初代G300からG300シリーズの4代目となります。
センサーは最大解像度2500dpiの光学式センサーが採用されています。
このあたりはエントリークラス、一般的なマウスといった感じです。
サイズは113mm×72mm×40mmで重量80g(マウスのみ)とコンパクトになっており非常に軽い印象です。
M705mとサイズ感はほぼ同じで、手の小さい私にはいいサイズ感です。
そして重量は80gと軽くなっています。
左右のサイドグリップにはイルミネーションライトLEDが搭載され7色のカラーを割り当てることが出来ます。
カスタム可能な9ボタン仕様、そしてオンボードメモリに最大3つのプロファイルを保存し使用状況により切り替えることが可能です。
後ほどご紹介しますが、選択したプロファイル設定によりイルミネーションライトの色を変えることが出来るので現在適応しているプロファイル設定も分かりやすくなっています。
そして上面がブラック、底面は薄いブルーカラーもなかなかカッコいいですね!
ゲーミングマウスを購入したのは初めてですが、低価格帯の小型で多ボタンマウスとしては非常に良く出来ている印象です。
ロングセラー製品なのも納得ですね。
ゲーミング用途での使用を考えると高性能のものと比べてしまうと見劣りするかと思いますが、私のように普段使いで使うマウスとしては使い勝手はいいものとなります。
使用中にプロファイルを変更し、デュアルモニタやトリプルモニタでマウスカーソルの移動をはやめたり、3D CADなど細かい作業では状況に応じてプロファイルを切り替えて使う・・・このように3つまでのプロファイルを設定できるのが便利となります。
ボタン配置
左右対称のデザインとなり、メインボタンが2つ。
メインボタン横にそれぞれ2つずつ、計4つのサイドボタン。
そしてホイールとホイール下に2つ配置されており、合計9ボタン仕様となっています。
ショートカットキーやマクロを登録でき、普段使いで作業効率も大幅に上がります。
製品仕様
ブランド | Logicool |
型番 | G300Sr |
マウスタイプ | ゲーミングマウス |
マウスデザイン | 左右対称型 |
カラー | ブラック |
センサー方式 | オプティカル(光学式) |
解像度 | 2500dpi(200~2500dpi) |
最大トラッキング速度 | 150IPS |
オンボードメモリプロファイル | 3 |
カスタマイズ可能ボタン | 9 |
LEDカラー | マルチカラー(7色) |
接続方式 | USB(有線) |
最大USBレポートレート | 1,000Hz |
本体サイズ | 113(D)mm×72(W)mm×40(H)mm |
ケーブル長 | 2.1m |
対応OS | Windows7以降/macOS 10.11以降/Chrome OS |
保証期間 | 2年 |
発売日 | 2018年10月 |
使用感
G300Srの解像度は200~2500DPIとなっています。
解像度DPI(dot per inch)とは、マウスのセンサーが1インチ(2.54mm)動いた時にモニター画面で何ドット動くかを表してます。
ロジクールのゲーミングマウスの中では1番安い製品のため、その調整幅は最も狭くなっています。
私はゲーム用途での使用は考えていませんが、FPSなどのゲーム用途としてはあまり向かない気がします。
ショートカットやマクロなどマウスボタンに割り当てることが出来るので、PCの普段使いでの作業ではゲーミングマウスを使うのは効率アップにいいかと思います。
そして左右対称デザインとなっているのが特徴ですが、左右それぞれ2つあるサイドボタンが横ではなく上面にあるマウスは珍しいのではないでしょうか?
このボタンに関しては慣れるまで正直使いづらかったです。
専用ドライバ(ソフト)のインストール
G300Srには全部で9つのボタンが付いています。
専用ソフトウェアをインストールして各ボタンに機能を割り当てることが出来ます。
このソフトウェアのインストールは非常に迷いました。
ロジクールホームページには、ゲームごとにプロファイルをダウンロードしたりキーボードやヘッドセットの設定を行うことが出来るG-HUBというソフトがあります。
しかしG300Srは専用ドライバ(ソフト)で設定するため上記ソフトは必要ないようです。
使用するのは『Logicool ゲームソフトウェア』となります。
G300SrではこのソフトウェアをPCにインストールし各種設定をしていく形となります。
以下公式ページより『Logicool ゲームソフトウェア』のダウンロード&インストールを行って下さい。
参考 Logicool Gaming SoftwareLogicool各ボタンの設定
それでは『Logicool ゲームソフトウェア』のインストールが完了したら各ボタンの設定を行っていきます。
基本設定のみ簡単にご紹介していきます。
まずは画面右下にあるマウスアイコンをクリックし、ここから各ボタンに機能を割り当てていきます。(特にデフォルトでも問題ないですが)
設定したいボタンにカーソルを合わせ右クリックをします。
すると選択メニューが表示されます。
ここで「コマンドを編集」をクリックします。
コマンドエディタが立ち上がるので、ここからボタンに割り当てたい機能を選択します。
各ボタン同様に割り当てたい基本機能を選択していく形となります。
モードを切り替える
G300Srには先ほど上記で設定した各ボタン設定内容(プロファイルデータ)を3つまで保存することが出来ます。
作業内容や状況によりこのプロファイル(モード)を切り替えることが出来るので便利となります。
この3つのモードを切り替えるためには「モードスイッチ」をボタンに割り当てておく必要があります。
デフォルト設定ではマウスホイールの下スイッチに「モードスイッチ」が割り当てられていると思います。
試しにこの「モードスイッチ」が割り当てられたスイッチを実際に押してみます。
するとマウスのサイドグリップ両サイドのイルミネーションLEDの色が切り替わります。
これでプロファイル(モード設定)が切り替わったのが確認できます。
作業内容によりマウスボタンの割当や次に紹介するポインタ設定を変えることなどが出来ます。
そしてサイドイルミネーションLEDの点灯色は任意に変更することも出来ます。
例えば私の場合はこのように設定しています。
- プロファイル1(赤):通常のPC作業での設定
- プロファイル2(水色):3D CADなどモデリング作業での設定
- プロファイル3(青):ブログ記事を書く時の設定
このように割り当てた「モードスイッチ」を押すことにより3つのプロファイルを簡単に切り替えることが出来ます。
そしてマウスの点灯しているイルミネーションLEDの色により現在どのモードになっているかを判断出来るのは便利ですね!
PCの作業内容によりプロファイルを切り替えられるのは大変便利な機能で作業効率のアップになります。
これが普段のPC作業にゲーミングマウスを使う最大のメリットだと思います。
ポインタ設定
次にマウスのポインタ設定です。
マウスのカーソル移動量(DPI)を設定できます。
各プロファイル4段階でDPI感度を設定&変更する事が出来ます。
DPI感度を変更するためのボタンをまず割り振っておきます。
[DPIアップ][DPIダウン]がそれにあたります。
そして[ポインタ設定]画面から設定していきます。
ここからDPI感度レベルを4段階設定できます。(200~2500DPI)
これでマウスに設定した[DPIアップ or DPIダウン]ボタンを押すことにより設定した感度(4段階)で上下させ変更することが出来ます。
デュアルモニタなどマウスカーソルの移動が多い場合はボタンを押しDPI感度を高めたり、モデリングなど細かい作業では下げたりといった使い方ができます。
もちろん先ほど設定した3つのプロファイルで個別にDPI感度の設定ができます。
最後に!
ロジクールの低価格帯の多ボタンゲーミングマウスG300Srのご紹介でした。
非常に使い勝手の良いマウスとなっています。
今回はゲーム用途ではなく通常のPC作業という目線でご紹介しましたが、このように普段のPC作業でゲーミングマウスを使うと便利となり作業効率も上がるため相性は良さそうです。
2ヶ月ほど使ってみて使いやすかったのでご紹介しました。
ゲーミングマウスを購入したのは初めてですが、低価格帯の小型多ボタンマウスとしては非常に良く出来ている印象です。
ロングセラー製品なのも納得ですね!
また『Logicool ゲームソフトウェア』に関しては基本的な使い方のみご紹介しましたが、便利な使い方はいろいろとあるので試してみて下さい。
M705mのトラブル時の予備マウスとして購入しましたが、使いやすく現在ほぼメインマウスとして使っています。
これは非常に嬉しい誤算でした。
私は2200円ほどで購入しましたが、安価なマウスの購入を検討されている方にもいいかと思います。
少し予算を追加するだけでLogicoolのゲーミングマウスが買えちゃいますからね!
最後に、左右のサイドスイッチに関しては先述のようにこれまでこの位置にあるマウスを使ったことがなかったので正直慣れるまでは時間がかかりました。
ロジクール製で低価格帯のマウスとしては非常に良く出来ていますが、ご購入を検討の方はこの点だけ注意が必要です!
- 低価格帯のエントリークラス ゲーミングマウス
- 小型多ボタン(計9ボタン)
- 左右対称形状
- 軽量(80g)
- 3つのプロファイルを切り替え作業効率が上がる
- サイドボタンは少し慣れが必要?
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