GPU不具合問題で完全に沈黙していた愛用のMacBook Pro(Early2011)が回復!オーブンでロジックボードをこんがり焼いて完全復活!?

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MacBook Pro(Early2011)の15インチ及び17インチに使用されているAMDのGPUに不具合があり、立ち上がらなくなった等の報告がネット上でも数多く取り上げられているのをみなさん読んだことがありますか?

かれこれ4年近く使っている私の愛用のMacBook Pro(Early2011)もその該当製品にあたります。

そして先日、とうとう私のMac君にもGPU不具合の症状が出始めました。

起動させるとリンゴマーク以降に進めなく起動ができない。

運良く起動できても、負荷のかかる処理や外部ディスプレイに繋げたりしてAMDのGPUに切り替わるとすぐに画面にノイズが入ったりブルー画面になってフリーズしてしまうという症状が続いていました。

出来ることはいろいろ試してまたのですが、どうやらAMDの『はんだクラック』が原因らしく、解決には最終手段としてロジックボードをオーブンで焼く(またはヒートガンで温める)方法しかないようです。

私にとって初Macなのですごく思い入れがありますが、このまま置いておいてもゴミと化するだけなので最終手段、ロジックボードをオーブンで焼いて直すという荒技をとることにしました。

結果から言うとこれが大成功!!

1週間ほど経ちましたが今の所、何の問題もなく動いてくれています。

愛用のMacBook Pro(Early2011)の問題発生から回復に至るまでをまとめてみたので、同症状でお困りの方は参考にしてみてください。

 

MacBook Pro(Early2011)のGPU不具合問題!

MacBook Pro(Early2011)の15インチ及び17インチ固有の不具合らしく、ネット上にも多数報告があがってきます。

外部GPUに使われているAMDチップの『はんだクラック』が原因で発生するみたいです。

スズ鉛合金であるはんだは、融点が低く、安価で使いやすいのが利点ですが、鉛は人体に有害で環境汚染物質であるため、近年はスズ(Sn)・銀(Ag)・銅(Cu) 系など、鉛を含まない鉛フリーはんだが使われるようになりました。しかし、鉛フリーはんだは、従来の鉛入りはんだと比べてヤング率が大きいため膨張収縮の影響を受けやすく、また硬くてもろい性質があります。このため、チップ部品を実装したプリント基板に、曲げや反りなどのたわみ応力が加わると、はんだ接合部が劣化してクラックが発生しやすくなっています。これを“ はんだクラック”といいます。

参照:TECH JOURNAL

この問題のタチが悪いのが、使用から数年経ってから症状が出る場合が多くAppleCare等の保証期限が切れている場合、ロジックボードの交換に4万程かかるそうです。

またロジックボード交換後もまた同症状が出たという報告もあるので非常に厄介!

海外でも同不具合報告がされているので完全にリコール対象商品ってことだと思うのですが、Appleさんは今だに何の処置もしていないという、、、何とも。

 

突然その症状が出始める!

4年ほど何の問題もなく使っていた私のMacBook Pro(Early2011)にも先日、突然その症状が出はじめました。

画面にシマシマのノイズが出たりブルー画面になったりして完全に操作を受け付けなくなる状態に!

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電源ボタン長押しで強制終了するしかなく、電源を落とした後再起動してもリンゴマークの後にグレー画面になりやはり何も受け付けなくなる状態が続く・・・。

数回上記を繰り返し、ようやく起動できても外部GPUに切り替わるタイミングでまた同じ状態になってしまう・・・。

ネットで多数報告されている症状と全く同じ状態に!

まさか私のMac君にも同じ症状が出てしまうとは・・・!

まずは出来ることはないかといろいろ試してみました。

 

PRAMのクリアやアクセス権の修復等を試してみる!

ハードウェアに異常がある場合に行う『PRAMの初期化(クリア)』や『アクセス権の修復』等を行ってみましたが、症状改善には至らず・・・。

 

最終手段!MacBook Pro(Early2011)のロジックボードをオーブンで加熱し『はんだクラック』を直す!

出来ることはいろいろ試してみたのですが症状改善には至らず、根本的な原因である外部GPUに使われているAMDチップの『はんだクラック』をオーブンで加熱することにより直す方法をとりました!

注意:参考にされる方は、くれぐれも自己責任でお願いします。

 

手順① 専用工具を用意する!

MacBook Pro内部には非常に小さなコネクタや特殊な形状のネジが使われているため、ロジックボードの取り出しには専用の工具が必要になってきます。

そんなに高価な工具ではないので、まずは用意しましょう。

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精密ドライバーやトルクスドライバーは、Macのハードディスク交換やメモリ交換などには必ず必要となってきます。

以前紹介した特殊ドライバーセットを1台持っておくと便利です。

また、非常に小さなコネクタが使われているため上記写真のようなテコがあると便利です。

こちらは以前『iPhoneのバッテリー交換』を行った時に使ったこちらのテコが役に立ちました。

 

手順② MacBook Pro本体からロジックボードを取り出す!

まずはAMDチップが付いているロジックボードをMacBook Pro本体から取り出します。

ロジックボードの取り出しについてiFixitを参考にしました。

非常に小さなコネクタやネジがあるので慎重にやっていきましょう!

 

バッテリーケーブルを取り外す!

まずはMac本体裏側のプレートをプラスドライバーで外してください。

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テコを使ってバッテリーケーブルを外します。

バッテリー本体を取り外す必要はありません!

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ファンを取り外す!

まずは向かって右側のファンから取り外します。

3ヶ所のネジをトルクスドライバー(T6)を使って外します。

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ファンのソケットをテコを使って取り外します。

テコをケーブルの下にあて持ち上げるようにすれば外しやすいです!

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向かって左側のファンも同様にして取り外します。

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カメラケーブルを取り外す!

左側ファン横にあるケーブルを取り外します。

このケーブルは上に持ち上げずに、平行に引き抜く感じで外してください!

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ロジックボード左側にある4ヶ所のコネクタを外す!

ロジックボード左端にある4ヶ所の各種ケーブルコネクタをテコを使って外します。

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赤と黒のケーブルが付いたコネクタは少し外しにくくなっています。

ケーブル下にテコを入れ持ち上げる感じでいけば外しやすいです!

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キーボード・トラックパッドのケーブルを取り外す!

バッテリー上部(ロジックボード中央下側)にある金属製のプレートをプラスドライバーで外します。

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プレート下にあるコネクタをテコを使って外します。

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さらに右横にあるフィルム製の端子を取り外します。

非常に薄いので慎重に行いましょう!

ピンセットの先端をフィルムの隙間に入れ、引き抜く感じでいけば外しやすいです!

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さらに右横にある端子をテコを使って外します。

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電源アダプタ付近の端子を取り外す!

電源アダプタ付近の端子(右側ファンの右上付近)を取り外します。

この端子の取り外しが一番時間がかかりました。

端子の構造が分かれば簡単なんですが、力をかけすぎず慎重に行いましょう!

金属製のプルタブを持ち上げてから、ゆっくり引き抜いてください!

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左側ファン下から出ているケーブルを外す!

向かって左側のファンの下から出ているケーブルを取り外します。

ピンセットを使い端子先端のロックを解除し、平行に引き抜きます。

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ロジックボードを取り外す!

ロジックボードは9本のネジで固定されています。

トルクスドライバー(T6)を使って取り外します。

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ヒートシンクを取り外す!

トルクスドライバー(T6) を使って6ヶ所のネジを外し、ロジックボードからヒートシンクを取り外します。

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マイク・スピーカーを取り外す!

マイクとスピーカーをロジックボードから取り外します!

コネクタは上に持ち上げる感じでやれば外しやすいです!

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電源プラグを取り外す!

平行に引けば簡単に外れます。

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メモリを取り外す!

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以上でロジックボードの取り外しが完了です!

取り外した部品は非常に小さいので無くさないように注意してください!

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手順③ 古いグリスを綺麗に拭き取る!

CPUやGPUには発生した熱をヒートシンクに効率よく伝えるためにシリコングリスが塗られています。

オーブンで加熱する前に古くなったシリコングリスを綺麗に拭き取ります。

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ヒートシンク裏のグリスも拭き取りましょう。

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手順④ ロジックボードをオーブンで加熱する!

一応、問題のあるAMDのチップ以外をアルミホイルで包んで保護してあげます。

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はじめはメモリを装着するプラスチック部分や端子部分が溶けないか心配でしたが、全く問題ありませんでした。

ヒートガンを使ってGPU部分だけを加熱する方法もありますが、私は持っていないのでオーブンで加熱する方法をとりました。

そして、いざオーブンへ、、、。

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私は、200℃で7分間加熱しました。

何℃で何分加熱すればいいのか?については厳密には言えませんが、ネットで同じ方法を使って直された方には、270℃で10分加熱したという方もいました。

その辺は使うオーブンの性能や不具合の程度が関係してくると思うので何とも言えないところです。

 

手順⑤ CPUとGPUに新しいシリコングリスを塗る!

オーブンでの加熱が終わったら、十分にロジックボードを冷やしてからCPUとGPUにシリコングリスを塗ります。

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私が使ったシリコングリスは、サンワサプライのこちらのものを使いました。

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チューブ式で塗りやすくなっています。

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手順⑥ 逆の手順でロジックボードを本体に戻す!

シリコングリスが塗れたら、ヒートシンクを取り付け逆の手順でロジックボードを本体に戻していけば完了です。

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手順⑦ 起動を確認!

ロジックボードを本体に戻し完全に元どおりに戻せたら、ちゃんと起動するか確認します。

起動ができれば大成功!おめでとうございます。

起動ができなければ、もう一度本体を開け配線等を確認してみて下さい。

非常に小さなコネクタが多数あるので、つけ忘れがないか再確認!

私の場合も、コネクタのつけ忘れがあり一度目は起動しませんでした。

ちょっと焦りましたが、分解とは逆の手順で確認しながらいけば大丈夫です!

そして起動!

懐かしいリンゴマークが出てきました!

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はい、無事起動できました!やったー!

まさかオーブンで加熱して本当に直るとは思ってもいませんでした。

起動後は、時計や日時がリセットされている場合は設定し直し、「アクセス権の修復」や「PRAMのリセット」などを行ってやればいいと思います。

これで私のMacBook Pro君も以前のように快適に動作してくれるようになりました。

今の所、1週間ほど使用していますが特に不具合もなく動いてくれています。

MacBook Pro(Early2011)で同様の不具合を抱えている方多いと思いますが、ぜひ参考にして頂ければと思います。

私の場合、運良く?直ってくれましたが最終手段として考え、くれぐれも自己責任でお願いします。

 

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コメント

    • Michelshify
    • 2017年 2月 13日

    Существует такая услуга – добровольное медицинское обслуживание .
    Она предполагает, что вы платите небольшую сумму за то, что посещает врачей весь год бесплатно.
    Однако соцопросы показывают, что лишь 3% жителей города знают о такой программе.
    Почему?
    Потому что частным клиникам намного выгодней брать плату за каждое посещение.
    А если какой-нибудь сотрудник клиники посоветует добровольное медицинское обслуживание клиенту – это сулит ему увольнением.
    Информация о ДМО уже спровоцировала множество скандалов, после того как информацию об этом распространил один врач.
    Его уволили , после того, как он предложил ДМО своему пациенту.
    Самое ужасное, что официальные положения по ДМО находились в открытом доступе, просто находили на эту информацию только случайные люди.
    Как отстоять свои права?
    О правилах оказания услуги и обязанностях частных клиник можно узнать, сделав запрос в Яндексе: “добровольное медицинское обслуживание”.
    Обязательно обслуживание, а не страхование.

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