ちょっとしたメモから領収書のコピー、医療明細書や写真日記などなど、日々のメモごとは全てEvernoteで管理しています。
非常に便利なEvernoteなんですが、使えば使うほど中には個人情報が貯まっていきます。
もしアカウントが盗まれたらと考えると恐ろしくなります。
そこでEvernoteのセキュリティー強化のため前々からやろうと考えていた2段階認証を設定してみることにしました。
目次
2段階認証とは?
2段階認証とは、一般的な【ID】と【パスワード】による認証に加え、さらに【確認コード】による認証を加えた2段階で認証を行いセキュリティー強化を図るというもの。
参考 2 段階認証を設定する方法Evernote公式ブログ2段階認証を有効にすると、ログイン時にいつも使用しているユーザ名とパスワードに加え、携帯電話に送信される確認コードの入力が必要になります。こうして手順を一つ増やす目的は、自分しか知らないこと(パスワード)と自分しか持っていないもの(携帯電話)を組み合わせ、セキュリティをさらに 1 段階強化することにあります。
【確認コード】は、紐付けられたご自分のスマホやタブレットなどの端末に送信される『テキストメッセージによる認証』と『Google認証システムアプリによる認証』の2種類があります。
どちらの方法も本人以外の第三者が確認コードを取得するのが困難なためセキュリティーは強化されます。
『テキストメッセージによる認証』を設定!
Web版Evernoteのセキュリティ概要から設定!
まずはWeb版のEvernoteにログインしアカウント設定画面へと進み、[セキュリティ概要]から[2段階認証 有効化]へと進みます。
2段階認証にあたり注意事項が表示されるので全てに目を通し問題なければ進めていきます。
メールによる認証を行う
以上問題なければ、[確認用Eメールを送信する]をクリックします。
設定されたメールアドレスに「確認コード」が送信されてきます。
Web版Evernoteに戻り、先程のメールに記載されている「確認コード」を入力します。
確認コード受信用の携帯電話を設定する!
冒頭で説明した通り、2段階認証には【ID】【パスワード】に加え【確認コード】による認証を行います。
その【確認コード】を受信するための端末の設定をします。
普段使われているメインの携帯番号を入力します。
国の選択は「日本」で、携帯番号は090や080から入力して問題ありません。
入力された携帯宛にショートメールで[確認コード]が送られてきます。
Web版Evernoteに戻り[確認コード]を入力します。
バックアップ用の電話番号を設定する(任意)
先程入力したメインの携帯番号が紛失や故障等で利用できない場合などのためバックアップ用の電話番号を設定できます。
これは任意のため、必要なければ[スキップ]で飛ばしても問題ありません。
ここまでの設定で2段階認証に必要な[確認コード]を携帯電話で受信できる『テキストメッセージによる認証』の設定は完了です。
さらに進めていけば、『Google認証システムアプリによる認証』も設定することが出来ます。
Google認証システムアプリによる認証を設定!(任意)
さらに進めていくと『Google認証システムアプリによる連携』の設定もできます。
利用しない方はスキップも可能ですが、こちらも便利なので一緒に設定しておくことをオススメします。
私はiPhoneユーザーなので[iOSで続行]をクリックして進めていきました。
QRコードが表示されますが、このQRコードを読み取る専用の認証システムアプリ「Google Authenticator」(無料)をダウンロードし、QRコードを読み取ります。
読み取った[確認コード]を入力します。
バックアップコードの確認
ここで4種類のバックアップコードが発行されます。
これは携帯電話の紛失や故障等で[確認コード]が取得できない場合にEvernoteにログインするための秘密のコードみたいなものです。
2段階認証の設定を行うと[確認コード]が分からなければEvernoteにログインすることができなくなります。
このバックアップコードがあれば、いざという時に[確認コード]と同様に使用できログインが可能となります。
大切に保管しておきましょう!
最後に確認のためにバックアップコードを入力して、2段階認証の設定は完了です。
確認コードの取得方法の選択
以上で、[確認コード]の取得方法として『テキストメッセージによる認証』と『Google認証システムアプリによる認証』の設定が完了しましたが、Web版Evernoteの[セキュリティ概要]からご自身の使いやすい方法を選択することが出来ます。
以上で、Evernoteの2段階認証の設定方法でした。
2段階認証の設定によりEvernoteのセキュリティは格段に強化されます。
しかし、ログインする際にIDとパスワードのほか確認コードが必ず必要となってきます。
確認コードを取得するための携帯端末が紛失や故障等で使えない場合はログインが出来なくなってしまい、そういった場合は先に発行したバックアップコードが必ず必要となってくるので大切に保管しておく必要があります。
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