渋谷でたまに前を通るのですがいつも素通りだった『たばこと塩の博物館』。
9月に閉館するという話を聞き行ってみました。
たばこと塩の博物館
1978年に日本専売公社によって開設され、約3,000点の資料が収蔵されており刊行物なども発行しています。
また、肉筆浮世絵83点、浮世絵版画1550点余、版本300点なども所蔵。
何で『たばこ』と『塩』の組み合わせかといいますと、たばこと塩は1978年の開館当時、日本専売公社によって売られていた為にこの組み合わせになったそうです。
常設展示
1F エントランスホール、マヤの絵文書の壁画、売店
M2F 「たばこの来た道」 喫煙の発生とたばこの伝来、世界のたばこなど
2F 「日本のたばこ」 江戸時代から近代日本のたばこ、記念たばこなど
3F 「日本の塩、世界の塩」 塩の生成の歴史など
入場料を払い、いざ入館。
100円の入場料は安い!
この日は、『天井から自分の顔を写した巨大ポスターが降ってくる!ワタリウム美術館『JR展 世界はアートで変わっていく』に行ってきました』
で書いたワタリウム美術館の帰りだったので、自分の顔を写した巨大ポスターを持っていたのですが、それを見た受付のおねえさんが快くカウンターで荷物を預かってくれ助かりました。
ついでにカメラ撮影について聞くと、4階の特別展示場以外は可能とのことでカメラだけ持って入ることに。
3F 日本の塩、世界の塩
世界地図で塩が取れる場所や塩の結晶、岩塩などが展示されています。
また、塩に関するクイズなどもあり、小学生の自由研究にいいねと言ってたお母さんがいました。
2F 日本のたばこ
江戸時代のたばこの製造や販売店、キセルなど貴重なものがたくさんあります。
過去販売されてきたいろんな銘柄のたばこのパッケージやポスターなどが展示されています。
オリンピックや万博などで販売された記念パッケージたばこや地方観光パッケージのたばこも展示されていました。
一番面白かったのはこれ。
古き良き時代、昭和のたばこ販売店。
街角にこんな店がたくさんあったんでしょうね!
自販機も何か懐かしい!
M2F たばこの来た道
たばこを日本に伝来したいろんな国の船の模型などが展示。
また、世界のたばこのパッケージが国ごとにまとめられています。
1Fの売店で記念にオリジナルのマッチを購入して帰りました。
タバコを吸われる人は結構楽しめるかと思います。
かなりボリュームのある博物館でした。
今年の9月2日に閉館されるそうなので、興味がある方は見に行かれてはいかがでしょうか。
2013年9月2日に閉館
この『たばこと塩の博物館』、建物の老朽化や収集資料の増加により手狭になったことで、2013年9月2日に閉館されます。
2015年の春に東京都墨田区にある日本たばこ産業の敷地にある倉庫を改装し、新たに開館する予定だそうです。
所在地
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所在地:東京都渋谷区神南1-16-8
開館時間:10:00〜18:00
休館日:月曜日(祝日、振替休日の場合翌日)、年末年始
入館料:大人・大学生100円、小中高校生50円
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