今回JLCCNCから届いたのは、先日製作した自作基板用に設計したアルミ製プレートと、マルチカラーシルクのテストとして製作したプレートです。
JLCCNCの板金加工や、そのオプションであるレーザーマーキングやシルクプリントは、これまでにも何度か利用しているので、加工品質についてはある程度予想はできていましたが…
それでも、完成品が届いて箱を開ける瞬間は毎回ワクワクするものです!
実際に確認してみると、今回もCADで設計したイメージ通りの仕上がりで大満足です。
今回のテーマは大きく2つあります。
一つは、自作基板をより見栄え良く、そして使いやすくするために設計した専用のアルミ製プレート。
もう一つは、JLCCNCの板金加工で以前から気になっていた多色でのシルクプリントオプションの検証です。
多色シルクプリント、マルチカラーと言っていいのかな?は、従来の単色シルクとは異なり、複数の色を使ってデザインできる面白いオプションです。
今回は、普段自作基板の設計で使用しているKiCadのロゴをモチーフにしたプレート(キーホルダー)をテスト的に製作してみました。
やっぱすごくいいね👍
PCB製のプレートとはまた全然違った、アルマイト仕上げとレーザーマーキングの質感とか、ほんと好きだわ🤤 https://t.co/juTRbR397v pic.twitter.com/lV3xmXNXjx— ガジェット大好き!! (@smartphone_jp1) July 14, 2026
本記事では到着したサンプルを簡単に紹介し、アルミ製プレートの設計やマルチカラーシルクの詳細については、後日それぞれ個別記事で詳しく紹介したいと思います。
自作基板用に専用設計したアルミ製プレート
先日、リポバッテリーの残量や負荷の放電率などをモニターできる自作ボードを製作しました。
負荷に接続したマイコンや評価回路などが、どれくらいバッテリーを消費しているのかを可視化できるボードです。

製作当初は、ケースやパネルといったものを作る予定は全くありませんでした。(一応想定したPCB設計にはしていましたが!)
あくまでも評価用のボードとして、今後の検証に使えれば十分だと考えていたからです。
ところが実際に使ってみると、想像していた以上に使い勝手が良く、今後バッテリーを使用する自作基板の製作や評価でも活躍してくれそうな予感がしています。
そうなると気になってくるのが、むき出しの基板のまま使い続けることによる見た目や使い勝手です。
頻繁に手に取って使うことを考えると、もう少し完成度を高めたいと思うようになりました。
そこで、この自作ボード用のアルミ製プレートも設計・製作してみることにしました。
なんとなく、アルマイトのピンクで!
普通にいい感じだな😏 https://t.co/v8GscyIpaf pic.twitter.com/RtrhD99bvw— ガジェット大好き!! (@smartphone_jp1) June 23, 2026
基板上には操作に必要な最低限のシルク文字は入れていますが、それを活かしつつ、アルミ製プレートにもレーザーマーキングで文字やロゴを刻印しました。
アルマイト加工されたアルミプレートならではの質感に加え、レーザーマーキングが加わることで、シンプルなデザインながら市販品のような雰囲気に仕上がりました。
また、見た目が良くなっただけでなく各コネクタやスイッチの役割もひと目で分かるようになり、トッププレートとボトムプレートで基板を挟むことによりある程度の厚みが生まれ、操作性も向上しました。
こういうプレートの使い方、すごくいいですね!

以前にも同様の構成でPCB用のプレートを製作したことがありましたが、基板をむき出しのまま使用するよりもプレートを重ねることで適度な厚みが生まれ、手に持った際の操作性が大きく向上するので気に入っています。

マルチカラーシルクプリントのテストプレート
JLCCNCの板金加工では、表面仕上げのオプションとしてレーザーマーキングやシルクプリントが用意されています。
加工された金属プレートの表面に、文字やイラスト、ロゴなどを刻印・プリントすることができ、見た目だけでなく操作表示や銘板としても活用できます。
上記製作したようなレーザーマーキングは、金属表面にレーザーを照射して表面を溶かしたり変色させたりして文字やデザインを刻印する加工技術です。
インクやラベルとは異なり、摩擦や薬品などによって文字が剥がれたり消えたりする心配がほとんどなく、耐久性に優れているのが大きな特徴で、アルミプレートとの相性も良く、落ち着いた質感の中にシャープなマーキングが映え、とても高級感のある仕上がりになるので気に入っています!

一方シルクプリントではインクを使用するため、用意されているカラーを選択して文字やロゴ、イラストなどをプリントすることができます。
JLCCNCの板金加工では、シルクプリントのカラーとして Red / Light green / Orange / Grey / Brown / Yellow / Light blue / Sky blue / Black / Dark green / Dark blue / Whiteの12色が用意されています。
参考 板金ガイドラインJLCCNC一般的なシルク印刷というと、白や黒などの単色をイメージしますが…

ベース素材の色との組み合わせにもよりますが、白や黒以外のカラーを選択できるだけでも、デザインの印象は大きく変わりワンポイントとしてとても映えます。

JLCCNCでは単色でプリントするだけでなく、[2色]や[カスタム]といったオプションも用意されています。
[カスタム]を選択し2色以上の組み合わせも出来るのであれば、今後製作するものにも大いに活かせそうです!今回はその仕上がりを確認するため、KiCadロゴをモチーフにしたテストプレート(キーホルダー)を製作してみました。
KiCad好きすぎて、キーホルダー作っちゃおうかな…なんて思ったり! pic.twitter.com/NG2XKwQuFH
— ガジェット大好き!! (@smartphone_jp1) June 8, 2026
KiCad公式のロゴでは、4色のカラーが使われています。
JLCCNCで用意されている上記カラーから近いものを指定して製造してもらいました。
実際に出来上がったものがこちらです。
こういう多色のシルクプリントも普通に製造出来ちゃうんですね!
これは今後の製作でも活かせそうです。

最後に!
JLCCNCで製作したアルミ製プレートと、マルチカラーシルクのテストプレートが到着し、どちらも問題なく製造されていました。
こういった自作基板用の専用プレートは、見た目が良くなるだけでなく、適度な厚みが加わることで操作性も大きく向上するので、個人的にも気に入っています。
プレートを製作する方法としてはPCBを利用するのが最も手軽ですが、アルミなどの金属プレートならではの質感や高級感はやはり格別です。
アルマイト加工とレーザーマーキングを組み合わせることで、自作品とは思えないほど完成度の高い仕上がりになるのも魅力だと感じています。
また、今回試したマルチカラーシルクを組み合わせることで、ロゴやイラストなどのデザイン表現の幅もさらに広がりそうで、今後これまで以上にオリジナリティのあるプレートが製作できそうです。
それぞれの設計や加工データの作成、実際の仕上がりについては、個別記事で詳しく紹介できればと思います。
















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